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初冬の塩見岳に行って来ました


小屋仲間の田口さんと塩見岳に行って来ました。

鳥倉林道から三伏峠小屋を利用させていただいて一泊二日。今年も今のところ雪が少なく、何とかこの日程で歩いて来れました。


実は小屋閉め前の11月2日に不覚にも転んで尾てい骨を骨折してしまい、仲間に支えられつつ他のみなより1日早く下山していました。

それ以来、ずいぶんと長い養生になりまもましたが、ようやく傷も癒え、いくらか重い荷物を背負って山を歩けるようになりました。


三伏山より塩見岳


塩見小屋より塩見岳


塩見岳は南アルプスの中央に位置するため、南アルプスの北部も南部もほとんどの山を一望できました。


残念ながら鳳凰三山は農鳥岳に隠れているので、ちょうど見えません…(;^_^A 高嶺ならちょこっと見えます。


今回一番うれしかったのは、親しみ深い白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を鳳凰三山とは反対側の面から見ることができたことでした。年始に念願の三山縦走を果たした思い入れの強い山域でもあり喜びもひとしお。

こちらからの間ノ岳・農鳥岳も重厚でいいなぁ。


山頂直下、急傾斜のトラバース


今回は雪が少なかったので、夏道通しでかなり楽をさせてもらいましたが、きちんと雪があれば塩見岳はテント泊で3泊4日以上の山。塩見小屋まで猛ラッセルを強いられ、そこから上の急傾斜ではきちんとアイゼンを使えないと危険です。ほとんどのパーティーがロープを使うようです。


そんな総合的な冬山の経験と技術が必要な山ですので、冬山登山を計画される際はくれぐれも慎重に計画を立てられてください。


ともあれ、よいお山の復帰戦となりました。同行の田口さんに感謝。やはり山はよいです。



アオト


なべちゃんの結婚式に出席してきました

昨日は鳳凰小屋の小屋仲間なべちゃん・ゆいさんの結婚式に出席するため、軽井沢まで行って来ました。


新郎側のスピーチは倖市さん。鳳凰小屋での話を中心にした楽しいスピーチに会場が大いに温まりました。


打ち合わせをした日本人神父が当日になってオランダ人神父にすり替わっていたなど、挙式では予期せぬハプニングもありましたが、二人で協力して切り抜ける姿はお見事。

とてもすてきな結婚式に招いてもらいました。


お二人とも末永くお幸せに。

また鳳凰小屋で。



アオト


焚き火だ 焚き火だ、落ち葉焚き!

こんにちは〜トミタです。


今、僕は幸せで満たされております。なぜか?

それは焼き芋を食べたからであります!

鳳凰では物を無駄にしません。それは落ち葉も例外ではありません。

すっかり落ちてしまった広葉樹の葉っぱをかき集め、山になったそれに点火してサツマイモを投入。お昼前から始めて3時のオヤツには焼き芋になりました。


たかが焼き芋されど焼き芋、しかし食べてみると想像をはるかに上回る美味しさでした。

もう、ホクホクなんてモンじゃあありません。ホクトロ?ホカトロ?とにかく今までにないやわらかさと、とろけるような口どけ。

程よい甘さといい香りで、天にも昇る心地でした……。


頑張って集めた落ち葉がこんなに美味しい焼き芋に変身するとは…

恐るべし、落ち葉焚き。


オーナー曰く、良く濡らした新聞紙で芋を包むのがコツだそうです。

あとはアルミホイルでくるんで、落ち葉の山でゆっくりと蒸し焼きにするだけ。みなさんも今秋やってみましょう。レッツチャレンジ!


でも、市街地でやるのは難しいですよね……。やっぱり山に行くしかない。みなさん鳳凰へ行きましょう。(笑)



そんな晩秋の楽しみを鳳凰からお届けしました。(話だけ。)

もう秋も深まり、10月も過ぎていきます。

食欲の秋と言いますが、食べ過ぎに注意して日々を過ごしましょう、、、。


それでは!


トミタ


目指せ金の裏山、あやしい探検隊その2

こんにちは、トミタです。


先日、二度目となる裏山行をしてきました。


ここでいう裏山とは、オベリスクから東へ続く尾根のことです。今ちょうどカラマツの黄葉で綺麗な金色に染まっていて、そこを歩いたらさぞかし気持ちが良かろうと思い、晴れ間を狙っていたわけです。


小屋の裏から小さな涸れ沢伝いに稜線まで上がり、そこから西のオベリスク目指して歩いて行きます。

稜線上には花崗岩の砂地が広がる綺麗な庭がいくつかあるのですが、どこもカラマツが色づいていて一層美しさが増していました。


天気も良く、富士山を始めとする峰々を一望できます。


岩を巻き、藪を掻き分けてオベリスクまでたどり着くと、冠雪したばかりの白峰三山がお出迎え。

達成感と満足感で満たされて小屋へと帰りました。


裏山には風雪に耐えた雄々しいカラマツや、終わりを目前にして真紅に燃えるナナカマドなど、この時期ならではの風景を見つけることが出来たのですが、それでも初めて裏山を歩いた先日ほどの衝撃はなく、良くも悪くも慣れてしまった、知ってしまったのかな、と感じます。

(それでも予定より一時間近く遅れて小屋に着いたのですが。)


知らないことほど、怖くてワクワクして興奮することはないのかもしれません。


…まだ僕には知らない世界が山ほどあります。それはきっとあなたにも。

晩秋の鳳凰を歩いて、知らない世界を探してみられてはいかがでしょうか。



それでは。


トミタ


ある朝の賄い

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キヌメリガサとムキタケとオクラの和え物、ハナイグチとヤマイグチと他いろいろキノコの味噌汁、かぼちゃの煮物、白菜と豚肉と卵の炒め物、納豆。


賄い当番 かねこ


雨から一転、快晴の鳳凰小屋!

こんにちは。

昨日の雨から一転、快晴の鳳凰小屋です。

気持ちのいい朝を迎えています。

富士見岩05:30


八ヶ岳展望岩05:35

小屋前06:05

小屋の前から朝陽が見える様になってきました。

昨日の雨風で紅葉がだいぶ落ちた感があります。

早めに紅葉観賞にいらした方がいいかもしれません。

週末には台風の予報もありますが、進路によってはまた落ちてしまうと思います。

今後の天気予報にご注意ください。


通過のお客様も少ないので、小屋の者だけで美しい紅葉を愛でています。


鳳凰小屋ナミヒラ


鳳凰歩荷・三銃士

こんにちは、トミタです。

秋の訪れを感じる今日この頃、鳳凰では紅葉がだんだんと進んでいます。

紅葉の盛りまでもう間近。鮮やかに染まる鳳凰が楽しみでなりません。

だいぶ色づいていますねー

これは昨日、歩荷(ぼっか)しに下る時に撮ったものです。


…そう。昨日は歩荷の日だったのです。


歩荷とは何か!?(唐突)

歩いて荷を背負って運ぶ事です。

尾瀬の歩荷さんが有名ですね。


流石に100kg背負うことはありませんが、今回はタマネギやジャガイモ、タマゴなど1人当たり20〜30kg背負って3人で歩荷しました。


荷物を背負うとこんな感じ。

こちらは歩荷を終えたナミさんです。銀行強盗でも怪しい訪問販売でもありません。

手に持っているのはイグチというキノコです。どら焼きではありません。お間違えの無いように。


アオトさんとナミさんと僕の男3人で御座石方面からヨイショヨイショと運ぶわけですが、これがまたなかなかのトレーニングになります。体を鍛えるにはちょうどいいかも……。


その証拠に、小屋番4年目のアオトさんは僕を追い抜きコースタイムの約7割の時間で小屋まで登りました。僕より重い約30kgの荷物を背負っていたにもかかわらず、です。

(かくいう僕は概ねコースタイム通りでした)


まだまだ自分が未熟であることを実感させられた今回の歩荷でしたが、なんだかんだで好きな山を歩ける歩荷という仕事は嫌いではありません。

え?じゃあ進んでやりたいかって?……それはちょっとなぁ(貧弱)


アオトさん曰く今シーズン最後になるであろう今回の歩荷の様子を、秋の迫る鳳凰からお届けしました。


それではまたお会いしましょう〜


トミタ


《小屋の日常》秋のある日の鳳凰小屋 来年の為に備えます!

こんにちは!岩橋です。


今日は一日中晴れて、ぽかぽか気持ちの良いお天気でした。

朝の気温は、4℃。

霜も降りて、紅葉が進みそうです^^


5時過ぎに小屋周りを散歩すると、

朝日が照らす登山道は美しくて感動!

オベリスクも染まりました!


そして、今朝の富士山!

時間の経過毎に違う美しさを楽しめます^^

5:26


5:38


6:00


今日の展望は最高で、

北アルプスも見えていましたよ!

秋は空気も澄んで、良い展望が望めますよ^^


朝の通常の仕事を済ますと

来年の高山植物の芽吹きの為に

皆で草刈りをしました!

スッキリ!

でも、ちょっとさみしいかな。

また来年、沢山お花を咲かせてね!


この後!

オーナーお手製の おやつを頂き

今から、お客様の夕食の準備です!


今日も美味しいカレーを皆様へ♫

沢山お代わりしてくださいね!!



鳳凰小屋 岩橋


お彼岸ですものね

お彼岸の中日の昨日。スイーツ紳士ことSKBさんが、たくさんのおみやげとともに登って来てくださいました。

おみやげの中には両口屋是清の和菓子も。

ありがたく、みなでいただきました。


そうそう。お彼岸ですものね。


今朝は台風一過できれいな朝でした。

富士見岩からの見事な朝焼け(波さん撮影)


小屋前から赤く染まる地蔵岳

小屋前から三つ峠方面。


朝ご飯を食べた後は稜線へお出掛けです。

地蔵岳を横目に、


高嶺(たかね)山頂へ。


この山頂が好きだった鳳凰小屋の先輩よしきさんに、いただいた和菓子と七賢の日本酒をお届けして来ました。


そうそう。お彼岸ですものね。


両口屋是清の和菓子はよしきさんの奥さまのたかこさんが送ってくださったもの。

そして今回は和菓子を担いで来てくださっSKBさんに、一緒に山頂にいていただきました。

今年もお彼岸に伺えてよかったです。感謝。



アオト


頂上、大日如来。

こんにちは、トミタです。
昨日は実に登山日和でしたね〜。
こんな日に登らないなんて、もったいない!
というわけで、僕、山行ってきちゃいました。
小屋の仕事が忙しいんじゃないかとお思いのそこのアナタ、安心して下さい。not busyです。(泣)


クヨクヨしてもしょうがない!
昨日、鳳凰小屋にはゲストがいらしていたのです。
その名もマスターサカイ。


沢屋さんでもあり、ロッククライマーでもあり、土クッキー職人(笑)でもあります。


そんなサカイさんとアオトさんがオベリスクに登ると言うので、僕もご一緒させていただきました。


オベリスク、その昔は大日如来と呼ばれ信仰された地蔵岳のシンボルですが、登るにはロープなどの器具とそれを扱う技術を要する、ハイカーには難易度の高い巨岩なのです。
それゆえに今まで僕は眺めるだけだったのですが、今回マスターサカイとアオトさんのお陰で登る機会を得た、というわけです。


さて、オベリスクへ向かうべく、まず賽の河原までいつもどおり歩いてお地蔵さんの所まで登ります。そこからガレ場を歩いてオベリスクの裏側へ回り、そこからクライミングを開始します。


僕はオベリスクの裏側にも来たことが無く、普段見ない景色にしばし感動しますが、緊張して写真を撮り忘れてしまいました…
(甲斐駒、仙丈、八ヶ岳、北アルプスまで綺麗に見えたのに、残念!)


登り方の打ち合わせをしたのち、簡単に道具のレクチャーを受け、
オベリスク登攀開始です!


まずはマスターサカイが先陣を切ります。


流石のサカイさん。岩の割れ目だけを頼りにスルスルと登って行きます。
あっという間にサカイさんは頂上へ着いて、次は僕の番です。
サカイさんが確保してくれたロープを頼りに登ります。


次はぼくの番。しかし、どうやって登ったものか……。思ったよりも傾斜が強く、掴むところもありません。
悪戦苦闘してもがきにもがいて、なんとかようやっと上に着いた時には感情が飽和状態で、出た感想が「スゴイっスね」の一言だけでした。
感無量って、こういう時に使う言葉なんだなぁ、、、。


最後に殿(しんがり)のアオトさんが登って、三人揃って山頂制覇です!
聞くと、アオトさんもオベリスクは初めてのようで、制覇したアオトさんの笑顔が輝いていました。


しばらく山頂で喜びを噛み締めたのち、今度は表の賽の河原方向から懸垂で降りていきます。


下に足が着いた時の安心感の大きさと言ったら…
大地、ありがとう!
サカイさん曰く、クライミングの事故は懸垂時が一番多いそうです。気が緩んで、うっかり……
下りが危ないのは登山と同じですね。


最後にアオトさんと僕で表からもう一度登って、(裏よりも表の方が簡単、だそうですが僕にはどちらも難しく感じました…) 今回のクライミングは終了!オベリスク、否、大日如来様にお礼を言って帰路に着きます。


小屋からも僕たちが登る様子が見えたようで、オーナーは双眼鏡をずっと覗いていたそうです。


少年のような心を持つ主人に見守られての今回のクライミングですが、道具と技術を持つお二人がいてこそ無事に帰ることが出来ました。


絶対に軽い気持ちで登らないように、お気をつけ下さい。


良い子は真似しちゃダメだゾ!


それでは!



トミタ


        
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