2024.03.18 Monday
2024.03.17 Sunday
雲取山に初めて登りました
雲取山に初めて登って来ました。
雲取山と言えば、鳳凰小屋では常連の千葉さんの行きつけの山になっています。
千葉さんは、夏の間は毎週末東京から鳳凰小屋に通って来てくださる方なのですが、冬は毎週のように雲取山に通っていると聞いていました。
「雲取山の何が千葉さんをそんなに引き付けるのだろう?」
十年来の疑問を晴らしに、雲取山を訪れました。
〜雲取山からの富士山〜
まず何よりも素晴らしかったのが、稜線からの富士山です。
雲取山の稜線から見る富士山には、普段の鳳凰三山から見る富士山とは異なる感動がありました。(隣の芝生が青く見えるのもあるかもしれませんが。)
特別に格好よく感じた理由は二つあります。
一つは、吉田大沢の崩壊地です。雲取山から見る富士山は、吉田大沢が正面の山頂付近から左斜め下に走っています。これは鳳凰三山から見るとあまり目立たない部分です。
この部分が富士山のシンメトリーにほどよいアクセントを加え、立体感を際立たせているのだと感じました。
もう一つは、富士山の手前に広がる山並みです。
大月の秀麗富嶽十二景、飛龍山へときれいに伸びる天平・ミサカ尾根、大菩薩嶺も甲府側とは違ったキレのある山容がとても素敵です。
これらの山並みが富士山の前景として広がっていることで、富士山に遠近感が加わっています。
こうした景色はよくありそうでいて、意外と目にすることが少ないようにも思います。(奥多摩山域の経験が少ないので一般的だったらすみません。)
〜思い出の南アルプス〜
雲取山の稜線からは、南アルプスの山々もよく見えています。個人的にはこの景色が本当に素晴らしかったです。
飛龍山の奥には、右から甲斐駒、仙丈、鳳凰、白峰三山、塩見、悪沢、赤石、聖、上河内。光岳を除く南アルプスのほぼオールスターが立ち並びます。
さらに南には笊ヶ岳、大無間山、山伏なども。少しマニアックですが、いずれもとても良い山です。
(※北岳〜農鳥岳の白峰三山は、飛龍山に隠れやすいですが、角度を変えると見ることができます。)
南アルプスの山々をこれだけ一同に望める場所は、私は他に金峰山くらいしか知りません。
これら南アルプスの山々を眺めていると、それぞれの山を登った時の記憶や感情が呼び起こされます。
「あの山は死ぬほど大変だったなあ」
「あんな山はもう二度とやれないだろうなあ」
「ほんと行ける時に行けて良かった」
「あそこの山ならまだチャンスあるかも」
「あそこはまだ行ってないから行ってみたい」という具合です。
南アルプスの山は、登った回数こそ少ないものの、当時の自分の全てをぶつけて挑んだ山がいくつもあり、どうしても思い出によるフィルター補正が強くかかってしまいます。
山はできるだけ新鮮な気持ちで登りたいと思っていますが、こうして過去の山行の記憶を重ねながら、登ったり眺めたりするのも良いものですね。
南アルプスは一つ一つの山が大きく険しく、アクセスも大変なことが多いです。その分記憶に強く残りやすいかと思います。皆様もぜひ機会を見つけて登ってみられてください。
最後になりますが、同行者の鳳凰小屋お手伝いスタッフの松ちゃんと友人の石くんと。
反省点もありましたが、おかげさまで素敵な山を知れた山行でした。また訪れたいと思います。千葉さんもいいきっかけを下さってありがとうございました。また鳳凰小屋でお会いしましょう!
写真…松ちゃん、石くん、青砥
文…青砥
2023.09.01 Friday
山に響くトロンボーンの音色
鳳凰小屋4年目のスタッフ、波さんはトロンボーン吹き。
ここ6年ほど演奏から離れていましたが、今年から演奏を再開することになり、トロンボーンを山に担いで来て練習しています。
山に響きわたるトロンボーンの音色(※奥は地蔵岳です)
先日は、第1回トロンボーン演奏会がありました。
この日は聴衆のみなさんのリクエストに応えながら、10曲ほど。
「山でプロの演奏が聴けるとはぜいたくだ」と、みなさん喜んでいらっしゃいました。
演奏会も練習も不定期ですが、もし鳳凰三山でトロンボーンの音色が聞こえたら、ぜひ耳を傾けてみてください。
追伸
最後に、「波さんの活動紹介ムービー」のリンクを貼ります。約12分の動画です。よろしければご覧ください。
(あおと)
2023.06.14 Wednesday
山形から宝石が届きました。
2023.05.09 Tuesday
本日は歩荷日和(ぼっかびより)。【登山道情報5/9】
今日はスタッフ2名で日帰り歩荷(ぼっか)に行ってきました。
先日のGWは暑くて、コーラやビールがたくさん出てしまったので、今回はその補充が目的です。
鳳凰小屋のヘリコプター荷上げは年2回だけなので、それ以外の期間はスタッフが荷物を担ぎ上げています。
波さんは、荷物が重すぎて、スプーンが弁当箱にめり込んでしまいました😅
(中身は、鮭チャーハンです。)
私は新調したモンベルの背負子(しょいこ)を背負い初め。肩が痛くなかったのは初めてかも。なかなか快適でした。
登山道は、
標高1,300〜1,500mあたりの新緑がとてもきれいです。
氷柱。山はまだ氷点下になります。
雪は鳳凰小屋の30〜40分ほど手前から出てきます。
特に注意が必要な箇所は、【観音岳〜鳳凰小屋の間の近道】です。ここは雪がまだ多く残っています。日中(の下り)は踏み抜くので、ここを通過するには軽アイゼンがあった方がいいです。
水場は使えるようにしておきました。
水が止まっている場合は、水場の脇から奥に1分ほど行くと沢があり、白いパイプから湧き水が出ているので、それを使ってください。
なお本日、鳳凰小屋前の2ヶ所あるベンチの片方に、防腐剤を塗りました。座るとお尻が真っ黒になります。ロープの中に立ち入らないよう、ご注意ください⚠️
あおと
2023.05.07 Sunday
千葉さんの高嶺参り
2023.05.04 Thursday
初めまして。熊崎(くまざき)です。
初めまして。熊崎(くまざき)です。
GW鳳凰小屋でお手伝いさせて貰ってます。ひとまず初日の歩荷が不安でしたが、なんとか缶コーラ1箱を小屋に届ける事ができてよかったと思っています。
元々写真が好きで、景色が目的で登山を始めて今に至ります。稜線のモルゲンロート、アーベントロートが大好きで北穂から見たキレットのモルゲンがとても心に残ってます。
山に登らない日はだいたいドライブかツーリング。一昨年のGWは当時の住居である名古屋から四国までカルストとしまなみ海道を目的にツーリングに行きました。雨に降られましたが…。
(ちなみに去年のGWは残雪の美しい蝶ヶ岳と常念岳を周回しました!)
明日は初めて観音岳に登ります。稜線の絶景が楽しみです。
クマ
2023.05.04 Thursday
GWの鳳凰小屋スタッフです
2023.04.28 Friday
今日から入山しました角田(ツノダ)と申します。
2023.04.17 Monday
今年最後の渓流釣り
昨日は、細田倖市オーナーと渓流釣りに行って来ました。
いよいよ今月末から鳳凰小屋の今シーズンの営業が始まるので、今回が釣り納めとなります。
渓流釣りは起伏に富んだ地形を歩きます。鳳凰小屋に入る前の足慣らしに最適です。
釣れました!初めて餌付け〜針外しまで全部自分でやったので、達成感大です😊
最初はミミズに針を刺すのも、釣った魚をつかんで針を外すのも無理でした🪱🐟😂が、細田オーナーのご指導があって、おかげ様でひと通りこなせるようになりました。ありがとうございます🙏
朝のうちは調子よく釣れていましたが、日中になると途端に食いつきが鈍くなりました。細田オーナー曰く、「日差しが当たると釣り針が光って、食いつかなくなる」のだそうです。
それでも釣り上げる細田オーナーは流石の達人ぶり。
今日一番の大物!
釣果は19匹でした(細田オーナー13匹、あおと6匹)。今年もたくさん遊ばせてもらい、ありがとうございました。
あおと