天の川と美しき二重星アルマク

秋が深まり空気は澄んで、星空を見るのにもってこいの季節となりました。


ここ4日間は、肉眼でも天の川が見えています。


テント場から見た星空…


仲間のノリコさんがきれいに撮影してくれました。(※一つ上の写真と同じ角度です)


こちらはオリオン座。


火星が一際輝きを放っています。

(実際はもう少し赤い色ですね!)


最後に、二重星アルマク。


地球から約200光年離れた恒星で、アンドロメダ座のかかとにあたります。


ちばさんのセットしてくださったレンズを覗くと、オレンジと青の鮮やかな二色の恒星が踊るように光を放ち、まるで一個の生命体が命を燃やす姿を目の当たりにしているようでした。


後で調べてみたところ、この二重星アルマクは「連星」で、《地球を中心に回る月(衛星)》のような関係ではなく、《お互いの引力に引かれながら、何も無い中心の周りを回っている》ことを知りました。


漆黒の夜空で光を放つ星々。そこには数え切れないほどの物語が詰まっているようです。


ぼくたちが生まれる遥か以前に放たれた光を眺めつつ、ロマンチックな秋の夜長を過ごしています。


(ノリコさん、ちばさん、ありがとうございました!)


アオト

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